でんすけすいか
「でんすけすいか」は、昭和59年に農協青年部が一村逸品運動として導入したスイカです。皮が黒いという特徴的な外見をしており、果肉にはシャキシャキ感があります。家族で食べてよし、贈答品にしてよしと、美味しさを運ぶギフトとしても喜ばれています。
スイカ選果システムを導入することでより信頼の高い商品を提供し、令和5年には、お陰さまで40年を迎える事ができました。

でんすけすいかの名前の由来
黒皮というユニークな外観を活かし、だれにも親しめる商品名にしようと「でんすけすいか」と命名、平成元年に特許庁に商標登録されました。
この命名には二つの由来があります。一つは、独特の演技で人気を博した故・喜劇俳優大宮敏充さんの舞台名にあやかったこと。もう一つは、当時水田の転作が進む中、稲に代わる作物を模索していた背景から、スイカを植えて「田を助ける」という願いを込めて「田助」の意味で名付けられたことです。
でんすけすいか成長日記
0日
種まき

2月上旬から種まきがはじまります。
3日目
発芽

ぴょこぴょこと一斉に芽が出てきます。
12日目
接木

病気に強い苗にするため、接木作業をします。
45日目
定植

ビニールハウスへ苗を植え替えます。
73日目
整枝

つるを3本に制限し、余分なわき枝を剪定します。
80日目
着果

温度管理を徹底します。(昼25~30℃・夜15~16℃)
87日目
摘実

1株に対して、1玉しか実を育てません。
115日目
玉がえし

玉がえしを数回行い太陽光をまんべんなく当てます。
130日目
収穫

収穫後、一つひとつ丁寧に果皮を磨きます。
6月中旬〜8月中旬
出荷

厳しい品質検査を実施し、市場へ出荷します。